1999年6月12日
プログラム
へンデル
ヴァイオリンソナタ ニ長調HWV3710P.Op.1-13
T Affettuoso
U Allegro
V Aarghetto
WAllegro

J.S.バッハ  無伴奏ヴ7イオリンの為のパ凡手ィーウ 第3番BWVlOO6
TPreIude
ULoure
VGavotte en Roundeau
WMenuet l
XMenuet U
YBouree
ZGigueM

プログラムノート

ヘンデル(1685〜1759):ヴァイオリンソナタ ニ長調
 パッ/ヽと並ぶドイツパPッウの巨匠、へンデJし。生前の彼はヨーロッパをまたにかけ、精力的に活躍し、バッハよりはるかに高い人気を誇っていたそうです。。彼の晩年の作品でるこの曲の、豊かで自信に満ちた語り口からも、彼の人生の充実ぶりが感じられます.

J.S.バッハ(1685〜1乃0):無伴奏ヴァイオリンの為のパルティータ No.3
 ドイツ国内で一生亀過ごしたバッハ.同い年のへンデルに比へ魯と実に地味な暮らしぶりでした。そんな彼のどこに、あの時代をもジャンルをも超える驚くべきパワーがひそんでいたのか、全く不思議です。無伴奏ヴァイがノンやチェロの為の作品群も彼の革新的で生き生きとした精神の創造の産物といえ春す。このパルティータは前奏曲と6つの舞曲を組み合わせた自由な形式でできています。「パッハ」といつ名の大きに圧倒されすに、その開放的でのぴやかな気分を味わうことができたら、案外彼の精神に一歩近づくことができるのかもしれません。

シベリウス(1865〜1957):ワルツ
 フィンランドが世界に誇る交響曲作曲家シペリウスの、意外な一面を感じさせる、愛らしく香り高いヴクイオリンの為の小品の中の−つ。若い頃ヴァイオリニストを夢見て破瓜た彼の、ヴァイオリンへの郷愁にも似た想いがしのばれます。

ラヴェル(1875〜1937):常動曲
 ヴァイオリンの目蕃ぐ香しい動きと、譜誠味亀帯びたうヴウイム風のピアノとの対比の面白ミに、思巾すつならさ舵魯作品「スイスの時計職人」と首巾爪たラヴェルならではの、第一級の作曲の技が光っています。

チャイコフスキー(1840〜1893):メロディ
 結婚生活に破綻をきたしたチャイコフスキーが、−年後、傷心から立巧直りのきざしを見せ始めた頃の作品。彼自身は「この種の小品の作曲はいささか退屈」などと言っていますが、この優美で感銘的なメロディーラインが彼の魅力のひとつであると感じているのは、私だけではないでしょう。

バルトーク(1881〜1945):ルーマニア民族舞曲
 ピアノ曲ヒして1915年に書かれたものの編曲版(ゾルターン・セーケイによる)。どこか懐かしさを感じさせるルーマニア地方の民族を素材にした6曲から成っています。民族的エネルギーの強烈さは圧巻です.

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